比内地鶏

当店は全国に180銘柄以上ある地鶏及び銘柄鶏の中で
味・品質共に日本一の
「比内地鶏」を使用しております。

日本一の美味鶏「比内地鶏」について

〜 比内地鶏が高価な理由 〜

「比内地鶏」は今でも放し飼い。県の認証制度により、鶏1羽につき1~1.5坪の土地を与えることが決められています。
さらに肉質がいいとされる雌だけを選び、約160日という鶏肉としては長い期間をかけて飼育しています。
これは、日本三大地鶏の一つである名古屋コーチンの130日より長く、他の銘柄鶏と比べれば3倍以上の期間です。
また、餌にも拘っており、配合飼料に加えて野菜や野草なども与えています。
この様に、手間ひまかけた飼育法の比内地鶏はとても高価な食材。
日本一、いや世界一高い鶏肉といってもいい程です。

当店は「秋田比内や」から直接仕入れることにより、
高級食材を出来るだけリーズナブルなお値段でご提供しております。

比内地鶏とは…
もともと比内地鶏は、日本鶏である「比内鶏」がルーツ。
古くから秋田県の県北地域で飼育され、味が良かったことから江戸時代には年貢として納められたと言われています。
昭和17年には比内鶏に学術的な価値が認められて国の天然記念物に指定されたのを機に、他の鶏に比べて体が小さく、繁殖力が弱いなどの弱点克服を目指し改良を重ねてきました。
昭和48年に比内鶏を食肉用として改良した秋田比内鶏のオスと、ロードアイランドレッド種のメスを交配させた一代交雑種が「比内地鶏」です。
肉質の特徴
比内地鶏の肉質は、赤みが強く適度な歯ごたえがあり、出汁をとると細やかな脂が浮き出しその独特のコクと香りこそが最大の特徴です。そのため、焼き鳥のように肉を細かく切ったり、鍋物にしたりなどに向いています。味はキジ・ヤマドリと同じような風味と香味を持ち、噛みしめるほどに旨味が出てきます。
また、比内地鶏は疲労回復・運動能力向上効果があると言われているカルノシン、アンセリンが、他の鶏よりも多く含まれています。

飼育管理
比内地鶏の飼育の基本は平飼い、又は放し飼いです。
初生から28日齢までは育雛鶏舎で飼育し、その後、放牧されます。放牧場は1,000羽当たり1,500㎡の牧草地を使用し、放牧場の周りには外敵の進入を防ぐため防風・防鳥ネットを張り巡らせた環境を整えています。「飼料は初生から120日齢までは、レイヤー飼料を日齢にあわせて給与します。その後出荷までの期間は、専用の仕上げ飼料を給与し、脂肪の質・量ともにヘルシー志向に合わせています。160日齢を出荷時期の基本として、仕上がり状況を見ながら段階的に出荷します。
実にブロイラー種の4倍以上の飼育期間が必要となります。
比内地鶏は、のびのびとした自然豊かな、本来彼らが生きるべき環境にできるだけ近い状態で飼育されています。

比内地鶏のブランドを得るためには、
厳しい認証制度を
クリアしなくてはいけません。

比内地鶏ブランド認証制度国の基準(特定JAS)よりも厳しい生産・管理基準

  • 1素雛

    秋田比内鶏(♂)とロード種(♀)の交配で作出された一代交雑種であること。

  • 2飼育期間

    秋田比内鶏(♂)…孵化日から150日間以上飼育していること。ロード種(♀)…孵化日から100日間以上飼育していること。

  • 3飼育方法

    8日齢以降平飼いまたは放し飼いで飼育していること。

  • 4飼育密度

    28日齢以降1平方メートル当たり5羽以下で飼育していること。

安全を考えた品質管理システム

食品製造の過程
「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づいて
県の食鳥検査員による厳正な検査が行っています。
  • 1生体検査
  • 2脱羽後検査
  • 3内臓摘出後
    検査
  • 4解体・処理

比内地鶏を使った料理